秒針が最後のときを刻み、そして止まった。60分1本勝負。試合終了まで残りわずか「11秒」。リングに仁王立ちする小島が、マットに沈む天山を、目を見開いて見下ろした。

三冠・IWGPヘビー級統一王者小島聡誕生

怒りを露にして群がる新日本の選手たち。IWGP最年少王者、中邑真輔。IWGP最多10回防衛記録保持者、永田裕志。元U−30王者、棚橋弘至。

名実とともに今、彼らよりも上に立つ男が小島聡。
新日本の至宝が流出しただけの話ではない。
小島が掴んだ三冠が小島に力を与えたのだ。
三沢のエルボー、川田の延髄、天龍のグーパンチ、武藤のドラゴンスクリュー、すべての王者たちの力の結晶が三冠。

方やIWGPは天山に力を与えたのだろうか。天山はベルトを二度掴み、二度手放した。ボブサップという野獣が巻いたベルト。健介は不本意な形で藤田からベルトを奪った。今、IWGPの輝きは昔のそれに程遠い。

もう一つの至宝、NOAHのGHCは絶対王者小橋建太が持っている。今最も輝いているベルトの一つだ。

IWGPの価値は地に落ちた。それは新日本の価値に他ならない。新日本のレスラーが弱いのだ。

今、私が思う日本で最も強い5人のプロレスラー。
三沢光晴、川田利明、小橋建太、高山善広、そして永田裕志。

永田よ、立ち上がれ。そして勝ってくれ。
俺はあなたが大好きだ。あなたにしか新日本は守れない。

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