救済後の白ウィニー

2005年6月21日
そんなわけでメインボードに入りそうなカード考察します。

・《名誉の手/Hand of Honor(SOK)》

2/2武士道1のクリーチャー。おまけとしてプロ黒。《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain(CHK)》とスペックは同じで付加価値が違う。《花の神/Hana Kami(CHK)》+《魂無き蘇生/Soulless Revival(CHK)》エンジンに干渉できるのは薄青幕なのでこっちが強い。《永遠の証人/Eternal Witness(5DN)》、《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CHK)》にも利く。しかし何気にプロ黒は偉大。緑コンのサイドから入る《恐怖/Terror(6E)》に耐性があり黒障をすり抜ける。そして何より後述の《分霊の確約/Promise of Bunrei(SOK)》とのアンチシナジーを考えると名誉がステキ。

・《分霊の確約/Promise of Bunrei(SOK)》

3マナエンチャントで墓地に自分のクリーチャーが落ちると1/1が4体出る。序盤の攻勢を維持して除去に耐性ができるので合格。《栄光の頌歌/Glorious Anthem(8ED)》で2/2が4体は洒落にならない。装備品の餌にもなるし3マナ域を埋めるエンチャントとしては最高級品だろう。《創造の標/Beacon of Creation(5DN)》なんかには相性が悪いものの下を止めて上で勝負なのでかまわないだろう。よく見るカードになる予感。個人的には《天界の麒麟/Celestial Kirin(SOK)》を抜いて白のトップレア。

・《真髄の針/Pithing Needle(SOK)》

前評判の高いカード。確かに軽く汎用性に優れるがすべてのデッキに入る反面入れなくてもよいだろうと思われる。《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》などピンポイントで使われるといやらしいが序盤1、2ターンはクリーチャーを展開する時間なので効果としては3ターン目に置く《減衰のマトリックス/Damping Matrix(MRD)》と変わらない。よって入れるならサイドに4枚。または0枚。メインでもいいが私はスペースを見つけられなかった。

・《万力鎖/Manriki-Gusari(SOK)》

いぶし銀な装備品破壊。タフネスが2上がって《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》と《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》のワンパンチでは装備したクリーチャーが死なないというのは大きい。更にありがちな「この装備品を外す」というコストもない。しかも3ターン目に出して即装備可能。すばらしい。レスポンスさえなければ除去も難しいのでメイン投入も視野に入れられよう。まだ青コンとトロンが隆盛なうちはないが、神河ブロック構築なら大ありだ。《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CHK)》をかわせて《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を壊せる。最高。

・掃引系

2マナの《霊都の驀進/Plow through Reito(SOK)》と5マナの《荒場越えの突撃/Charge Across the Araba(SOK)》。今のところスタンダードでは考えにくい。《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker(BOK)》が入るため5マナは重いので入って2枚。それ以上は負担だ。さらに現状《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》で掃引効果が鈍るため思った効果が得られないだろう。ただし掃引を最大限に生かすデッキ構築をすれば十分ポテンシャルを生かしきれるはずだ。ブロック構築ならなおさら。先述の《分霊の確約/Promise of Bunrei(SOK)》との相性は最高なのでそっちの方向でブロック構築は展開されていくだろう。

総括

救済は白ウィニーを明らかに救済した。その他のデッキがどの程度影響を受けたかは定かでないが今後しばらくは消える事無く生き残ることが出来そうだ。兄弟たちの奮闘に期待しよう!

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